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繞地球八圈的帆船界耆老

繞地球八圈的帆船界耆老

有「老鐵人」美譽的77歲日本冒險家兼航海家齋藤實,單人匹馬駕駛帆船、花了1080天完成圍繞地球一周的航程,100年9月17日周六返抵日本橫濱港口,締造了多項世界紀錄。
他駕駛的56呎帆船「Nicole BMW Shuten-dohji III號」駛進港口時,受到英雄式歡迎。


他不單只成為全球年紀最大單獨駕駛帆船圍繞地球的人,還是以「逆方向」(由西至東)圍繞地球航行最老的人,也成為全球唯一單獨駕駛帆船圍繞地球航行8次的人。

在這1080天旅程中,齋藤實可謂歷盡驚險,經歷過一次地震、兩次海嘯、遇上巨型冰山、被無數巨浪衝擊,還先後與五股颱風相遇,但他排除萬難,克服所有障礙。
  
不單如此,由於年事已高,他還要忍受身體百般毛病,包括背痛、小腸氣。他去到夏威夷上岸時被車撞倒,要入院接受膝部手術;另外,心臟也不好,要每天服藥。
  
齋藤實駕駛的帆船於周六早上10時駛進橫濱港時,有三艘較小的船隻在旁護送。在岸上,大批朋友和群眾等候迎接。
當他登岸時,群眾一同向他歡呼喝采及獻花。








素晴らしい冒険がフィナーレを迎えました!
ふたつの新しいワールド・レコードが樹立されました。
* ヨット・シングルハンドによる世界一周、最多記録 8 回達成
* ヨットによる地球の自転に反する西回り世界一周、
世界最高齢記録
これらの記録は斉藤さん自らが71 歳(2005 年)の時にうち立てた単独無寄港最高齢という現存する世界記録に加えられ
るものです。
斉藤さんは2009 年9 月横浜港を出港しました。当初8 ヶ月の予定だった船旅も様々な出来ことがありました。
斉藤さんが世界を航海している間に、わたくしたちは、いわゆるリーマン・ショックや、もちろん今年3 月、日本に打撃を与えた大震災といった大きな出来事を経験しました。
しかしながら、たった一人で世界中を航海しているこの3 年間の間に、斉藤さん自身にも様々な出来事が起こりました。
この過ぎ去った3 年間に斉藤さんが直面した信じがたい危険や困難を、わたくしたちの誰が一瞬たりとも想像することが出来るでしょうか。10 メートルの高波が襲い来る嵐の間、全くの一人きりであったという危険。あるいは毎晩平均4.5 時間しか睡眠をとることが出来なかったということ?! そして、本当に何ヶ月もの間、日中だけでなく、実際にいく晩もいく晩も孤独な夜を全くの一人きりであったということ。
わたくしたち皆の心の中に、チャレンジ精神は深く根づいています。関係性の中において、あるいはビジネスにおいて、また毎日の生活の中で起こるめまぐるしい変化に対応することで、人はしばしばチャレンジすることに直面します。
事実、人生は最期の時まで挑戦の連続です。どんな人間にも大きな挑戦に挑む能力はあります。しかし正直なところ、ほんの一握りの人しか、若者でさえも、挑戦することを望んでいません。大きなリスクを敬遠し、挑戦することを望まず、何かを証明しようともしない。実際、年を重ねれば重ねる程、わたくしたちは人生においてリスクを取ろうとしなくなります。
しかし時折、わたくしたち人間には能力があることを思い起こさせてくれる人がいます。時に我々の心の内に秘めた夢をつかみ、現実へと転換してくれる人がいます。古代ギリシャにおいて、このような特別な人々は神々と直接に繋がっていると思われていました。今日わたくしたち人類は、生きている間にそのような生きる伝説と出逢う機会は稀になり、たいていの場合本の中で読むか、スクリーンのヒーローとして賞
賛することになるのです。
多くの勇敢な男性や女性が人生において可能性の限界に挑戦しています。その試みによって、彼らの多くはリスクを取っています。事実、今わたくしがこうして話している、まさにこの瞬間にも、命がけで挑んでいる人がいるのです。
しかし、もうすぐ78 歳になろうという時に誰が挑戦することができ、あるいはしたいと思うでしょうか。
日本は国家として、高齢化国家という、かつてない大きな挑戦のひとつに直面しています。
かつてのようなチャレンジ精神を失ったこの国の課題。
強いリーダーシップの欠如によって進むべき道を見失った、この国家の課題。
リーダーシップとは、単に何を話すかではなく、常に何をするかという問いです。
斉藤さんは日本を取り巻く闇を照らす灯台です。彼こそが、とてつもなく勇敢な精神をもつ日本が今もここに継承されていることの証です。
斉藤さんは、挑戦をしようとする時、年齢は関係ないことの証明です。彼は日本の皆さんに年齢も性別も関係ないという希望を与えてくれました。日本は彼のような国民を誇りに思うべきです。
私たちニコル・グループは斉藤さんの伝説的な第8 度目のヨットによる世界一周をサポートできるという、非常に大きな栄誉に預かりました。
しかし、私はここで強調しなければなりません。
わたしたちは、単に斉藤さんをサポートするという主たる役割を担っただけだと。
斉藤さんと彼の頑丈なヨットが航海を続ける為に、日本の、そしてチリやハワイを含む世界中の多くの人々が彼らの貴重な時間や努力を惜しみなく提供しました。
斉藤さんが壮大な地球一周の旅を続ける間、斉藤さんを親身に見守り、祈り続けていました。
わたくしは、彼らの願いと祈りが斉藤さんに正しい航路を示し、この情熱に満ちた冒険の旅を無事日本にいるわたくし達の元へと戻してくださったのだと思います。
斉藤さん、お帰りなさい!
ご清聴ありがとうございました。
2011 年9 月17 日 横浜


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